ロンドンに住んでいた頃、私は語学学校にも通っていました。
ある日、学校のある授業でこんなテーマがありました。
10年後の○○。
生徒一人一人にスポットを当て、生徒の誰々は10年後何になっているかを予測して英語で発表し合うという内容です。
ロシア人のアンドレが私の10年後を担当することになりました。
私がロンドンで出張整体をしている事は、同じクラスの皆にも知れ渡っていたわけですが、アンドレが発表したのは私にとっては少し意外な内容でした。
「ヨシ(私今澤)は10年後、セラピストスクールの講師になっている。」
当時の私は施術でお金を稼ぎながらもセラピストとしての修行も真っ只中の身。
スクールの講師になるなんてこの時は全く頭にありませんでした。
しかし、この数年後、このアンドレの予言発表は見事に的中することになりました。
私が講師をするに至った経緯、
それは、世に数あるセラピーの中でも私がリフレクソロジーに没頭していった事とも関連しています。
リフレクソロジーな歴史が深く、数多くの良い効果が世界中で報告され続けているセラピー。
それでいて、テクニックの習得にそこまで高いハードルはなく、自分自身や家族、大切な人に手軽に行うことができます。
しばらくの間、施術活動のみを行っていた私でしたが、ある思いが日に日に強くなっていったのです。
その思いとは、
施術活動だけでは自分の施術を受けてくれた人にしか健康が広まらない。
しかし、
施術の仕方を教えるという活動をすれば、教えた人の周りにもどんどん健康が広まっていく。
さらには、それがどんどん枝分かれしていくかもしれない。
自分が没頭しているリフレクソロジーをより多くの人達の間に広める為には、スクール運営を絶対にやるべきだ、それをメインにやるべきだという考えに至ったのです。
このような考えから、今では何年も施術予約をし続けて下さっている常連のお客様を除き、新規に関してはスクールの方を優先させていただいています。
自分が死ぬまでの間に、どれだけの方々に自分のリフレクソロジーを広められるでしょう。
私の大きな生き甲斐でもあります。