レッスンにてよく受ける質問のひとつ。
施術時の圧の力加減についてです。
足というのは、下からは地面からの衝撃に耐え、上からは体重を支え、常に大きな負担がかかり続けている部位です。
それだけに強靭にできていますので、ある程度の刺激には耐えられるようにできているといえます。
日常生活を送るのに支障のない、一般的な方への力加減としては、日本人の多くが好む、あの「痛気持ちいい」くらいの強さが目安です。
但し、
普段から立位、歩行が困難な方、寝たきりの方へは、撫でる程度の強さからスタートし、反応を確認しながら強さを調整していきましょう。
急な強い圧は特に禁物です。
また、一般の方の中でも感覚は人それぞれです。
「痛気持ちいい」のラインが人によって違うことを頭に入れておくと良いと思います。
ほんの少しの圧でも飛び上がるくらい痛がる方も中にはいます。
そういった方に対しての場合でも、圧を感じない位の弱い力加減ですと脳に反射区への刺激信号が伝わりません。
施術をしている自分自身が受け手側の立場にも立ち、
感覚を共有する気持ちで施術をすることをお勧めします。
「とても丁度良い強さでした。」
「少し痛かったけれどここちよかった」
「押す時のゆっくりじわっとの感じが、終了した後の体の温かさにつながり、血行の良くなったことを感じた。ゆっくりずむがここち良い」
「最高に気持ち良かった」