足裏の中で最も小さく
目立たない反射区があります。
胆嚢反射区です。
胆嚢には肝臓で作られた
胆汁をためておく働きがあります。
胆汁は食事の後に十二指腸に送られます。
・胆汁=脂肪を消化する為に必要な液。
・十二指腸=胃と小腸をつなぐ消化管。
その人の指十二本分の長さ
という事に由来。
脂肪を取り過ぎると、
コレステロールが固まり、
石のようになって胆嚢に
たまってしまいます。
これを胆嚢結石といいます。
日本の総人口の
10〜15パーセントが
胆石を持っていると
いわれているんですね。
子供の頃、親戚のおじさんが
体の中に石ができた
というのを聞いて
随分驚いたのを記憶しています。
石っていうと川原に転がっているような
あんな大きな石が体の中に!?
と驚きましたが、実際は
結石の種類にもよりますが
小石くらいのサイズのものが
ほとんどです。
それでも石が体の中にできるなんて
恐ろしいですね。
結石によって腹痛や発熱などの症状が
あらわれる胆のう炎などの
病気もあります。
脂肪の取り過ぎには
くれぐれも注意しましょう!
胆嚢の反射区を刺激していれば
いくら脂肪を沢山摂取しても大丈夫
というわけにはさすがにいきません。
しかし、外からは見えない胆嚢を
反射区を通して常に意識することで
脂肪を取りすぎない、
体の中に石を作らないという意識が
自然と芽生え、
反射区刺激プラス
健康的な食生活で
胆嚢を守ることにつながるはずです。
【胆嚢反射区の刺激の仕方】
胆嚢反射区は、
肝臓反射区と共に刺激します。
つまりこのポイントです。
できれば接触部をローリングさせながら
刺激できると良いですね。
指を痛めるのを防ぐ為、
ご自宅にあるもので良いので
スキンケアクリームなどの
クリームをつけて行うと良いでしょう。
もしくはお風呂の時に石鹸、
ボディーソープなどをつけながらでも!