ラベンダー精油

先日の記事で、頭痛緩和 アロマリフレに合う精油をいくつかご紹介させていただきました。

 

鎮痛作用、鎮痙作用、血行促進作用、鎮静作用 
と、それぞれの作用別に精油をご紹介させていただいたわけですが、普段アロマに馴染みのない方にとっては、聞き慣れない精油の名前ばかりでイメージがわきにくい方もいらっしゃったのではないでしょうか。

 

それに、精油の中には作用がかぶるもの、作用が複数あるものもあり、その辺で覚えるのを難しく考えてしまう方もいるかと思います。

 

今回から、例に挙げました沢山の精油の中から、ひとつひとつをクローズアップしてご紹介していきたいと思います。


今回は、鎮痛作用のある精油のひとつとしてご紹介しましたラベンダーをとりあげてみたいと思います。
以前、アロマオイルとは?という記事の中で、ラベンダー、ティートリーなどを除き、精油というのはそのままの濃度では肌に刺激が強過ぎて使う事ができません。とご説明しました。

 

その通り、ラベンダーは数ある精油の中でも原液のままでも肌につける事ができる刺激が少なめの精油です。

 

(ただし、人によっては肌に合わない場合もあるので、本格的にアロマリフレを行う前には希釈した状態でパッチテストを行いましょう。)

 

強い消毒殺菌、抗ウィルス作用があり、やけどの痛みを取り去り、皮膚の修復を助ける働きがあります。

 

私自身も、やけどをした際やすり傷をした際によく使っています。

 

これらの作用は、ラベンダーの成分中のリナロールによるものです。

また、前回記事ではややこしくなる事をさけてご紹介しませんでしたが、実はラベンダーには鎮痛作用だけでなく、鎮静作用もあります。

 

これは、酢酸リナリルという成分によるものです。

 

鎮静作用。つまり、心を落ち着かせる作用により、安眠効果も期待できます。

 

頭痛、不眠症などでお悩みの方にと、頭部反射区へのセルフリフレ法を先日ご紹介しましたが、アロマオイルも使ってセルフリフレするならば、ラベンダーはまさに、このお悩み解決にぴったりな精油なわけです。

 

アロマに興味があるが、どうやって使っていけばいいのかわからないという方、
是非、リフレクソロジーを通じてアロマを活用してみてはいかがでしょうか。

※注意 妊娠中の方、特に妊娠初期はラベンダーの使用を避けた方がよいといわれます。

これは、ラベンダーに通経作用といって月経をスムーズに促したり周期を整える作用、ホルモン分泌を促す作用があり、それが妊娠中の子宮を刺激してしまう可能性があるからといわれています。

また、それ以外の方も肌に合わない場合はご使用をお控え下さい。